松本酒造㈱ 酒蔵見学~京都:中書島~
京都って、普段はそんなに行く機会が少ないんですが、去年の秋から今年の春にかけて何度も行っている気がします。
祇園でお茶会、東福寺へ紅葉、招徳酒造へ酒蔵見学、嵐山で屋形船。
しかも4回のうち、3回は着物でお出かけだったんですよね~(笑)
今回もせっかくなので、着物でお出かけしてきました♪
『松本酒造 株式会社』
寛政三年に創業された酒蔵さんで、その当時は京都市内にあったそうですが、大正時代に伏見へ引っ越してこられたそうです。
そして大正11年に建てられた酒蔵と煉瓦建造物の倉庫と煙突は
「伏見の日本酒醸造関連遺産」として2007年に近代化産業遺産に認定されたそうです。
本当に古くからある酒蔵の見学が出来るって事で、ワクワク(*^_^*)
まず最初に
『万暁院(まんぎょういん)』
こちらに案内して頂き、松本社長からお話を伺いました。
玄関にも色々な調度品が飾られているんですが、説明を伺うと、なんとこれ
大塩平八郎の書なんですって!!(驚
歴史のあるものが沢山あり、なんだか別世界に踏み込んだ気持ちになります。
説明を伺ったお部屋も
立派な屏風が飾ってあり、欄間の細工ひとつ見ても素晴らしい。
京都の伝統と歴史を感じる事が出来ました。
お薄も頂きつつ、社長さんから色々なお話を伺ったんですが、こちらの万暁院の建築には30年間の歳月がかけられたそうで、30年間・・つまり1万日くらいって事で「万暁院」と名付けられたそうです。
お話は蔵の歴史から、酒造りのこだわり、新しいことお酒造りにもチャレンジされているそうで(後で飲ませて頂いた♪)本当に勉強になりました。
なんかお庭もすごかったです
※何も知識ないから、どうすごいか説明できんけど(笑
ゆっくりお話を伺った後は、
酒蔵の見学へ♪
すでに仕込みが終わっていたので
キレイに片付けてあったんですが、甘くて優しいお酒の香りが♪
ずらり並んだタンクの中で1つだけ
あと数日で絞るんですよ~と言われていたタンク。
香りがふわぁ~と立ちのぼって・・・早く飲みたい(コラ
こうやって見せて頂きぽこぽこと醗酵している姿を見ると、日本酒って生きてるんだなぁ~と本当によくわかります。
蔵の中からの堤防を眺める事が出来るって不思議♪
堤防の工事があったので、今年は菜の花が咲いていなかったかったんですが、来年には見事な花が見れるはず(*^_^*)
その時にまたお邪魔したいなぁ~。
そして、蔵の見学が終わったら
松本家秘伝の黄金納豆を頂きつつ、試飲タイム。
コレ、代々受け継がれている味らしく、レシピは門外不出。
これなかなか美味しかったです♪(販売されてません)
※ちなみに、食べ物の好き嫌いない私が、唯一絶対的に食べられないのが納豆。
でもこれなら大丈夫。。食べる機会がないけど(笑)
頂いたお酒は
『桃の滴』
伏見のお酒ならではのやわらかい味わいでめちゃめちゃ美味しい!!!
思わず4合瓶買って帰りました(笑)
そして、こだわりのお米を使ってある
『桃の滴 RISSIMO リッシモ』
酸味が強く出るように作られたお酒。
イタリアンにも合うようなお酒を造られているそうです。
飲み口がいいので、日本酒苦手っていう人でもおいしく飲めると思います。
古くからの京都の伝統や美意識、色々なものが詰め込まれていて、本当に楽しい酒蔵見学。
色々本当にありがとうございました(*^_^*)
伏見といえばこの景色!!!
ってくらい、よくテレビや映画でも登場する風景も楽しみ・・・お昼ごはんへ向かいます。
ちなみに・・・買って帰ったお酒には
お猪口もついていて、めちゃ嬉しかったです♪
美味しくってもう無くなってしまった(笑
【関連情報】
松本酒造 株式会社 ホームページ(音がでます。ご注意くださいませ)
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酒蔵見学・工場見学
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│2011/05/12(木)00:15